口内炎は2週間程度すると自然に治る事が多いですが、やはりその痛みが2週間続くのは気になるものです。なので、「なるべく早く治したい」という方は薬を使うと良いでしょう。
口内炎の治療用に塗り薬が市販されており、患部に塗る事で症状を軽くし、治るのを早める事ができます。塗り薬にも種類があるため、用途に応じて選ぶようにしましょう。塗布治療薬には大きく分けて、以下の3種類があります。
ステロイド系
まず一つ目は、ステロイド系の塗り薬です。これは口内炎の痛みを抑える働きがあります。口内炎は炎症により、物を食べた時などに痛みがありますが、この痛みを軽減できます。
ですが、口内炎の原因になっている細菌の繁殖を抑える働きは持っていないため、別途うがい薬や洗口液で、細菌も殺菌してから塗るようにすると、より効果が高くなります。まず差し当たり痛みをなくしたいという方向けの薬です。
殺菌成分・抗炎症作用のあるもの
次に殺菌成分や炎症を抑える成分が入っている塗り薬です。こちらは前述の痛みを抑える働きに加えて、口内炎の根本原因ともなっている炎症を抑える働きをもっている塗り薬です。
口内炎は細菌の繁殖によって炎症ができ、それが痛みの原因となっています。このタイプの塗り薬は、前述の塗り薬よりも効果が高く、お勧めです。
天然素材を利用した塗り薬
三つ目に天然の素材を使った塗り薬もあります。「マヌカハニー」という、ニュージーランドでしか採れないハチミツを使った薬などが代表的です。
少し値段は張りますが、口内炎以外にも、風邪の喉の痛みや、雑菌などを死滅させるなどの、良い効果も合わせて持っています。