治りかけだった口内炎付近を誤って噛んでしまった結果

前回の記事(継続した口内炎対策を何も行なわなかった結果)で、4月は口内炎のラッシュが続いていると報告しましたが、その後、治りかけだった右下唇の口内炎付近を誤ってガリっと噛んでしまいました・・・。

その日の夜には、もう口内炎の初期症状(舌で触れると”ピリッ”とする症状)が出ており、「やばいな~」と思いつつも、生葉液薬がほんの少しビンの底に残っていたので、綿棒でなんとかその液体を採取。誤って噛んでしまった箇所に塗っておきましたが・・・。

次の日になり、やはり口内炎発生。アフタ性口内炎がいっちょうあがりです。すでに今月4つめの口内炎。これはさすがにちょっと多すぎる。

しかも、今回のは誤って唇を噛んでしまったためにおこった悲劇です。元々その箇所は治りかけの口内炎(ちょいとモコっとしている状態)があり、ようやく痛みも治まっていた箇所だったのに、そこを再度攻撃してしまったわけです。

私の経験では、この「再攻撃」タイプは、間違いなく口内炎が発生してしまいますね。

亜鉛の摂取を開始

・・・というわけで、新たな口内炎対策を投入。それは「亜鉛」です。亜鉛の効果を説明する前に、ちょっとここで、口内炎が発生してしまう原因とその順番を簡単にまとめてみます。

  1. 体調の悪化や過労、食生活の偏りによって抵抗力(免疫力)が低下している時に口の中を傷つける。
  2. その傷口から口内炎を引き起こす「ウイルス」や「細菌」が侵入する。
  3. 傷口に侵入したウイルスや細菌は傷口をさらに傷つけ、その箇所を丸くふくれ上がらせ(水疱)、破れて、穴が開いて潰瘍となる。これが口内炎となる。

基本的には、体が疲れているときに口内炎は出来やすいと言われていますが、体に疲れがたまってくると免疫力が低下するので、普段はなんともないウイルスや菌に負けてしまい、結果的に口内炎が発生してしまうとういわけです。

そして、日常的に口内炎を繰り返し発生させる人の血液を調べてみると、血中の亜鉛濃度が低いということが分かっています。これは100%確実と言えるわけでは無いのですが、亜鉛が不足気味だと、口内炎も発生しやすくなるらしいのです。

上記の情報に関しては、以下の「しつこい口内炎に良いお話」が参考になります。引用文となりますが、以下にリンク先と文章を紹介しておきます。

口内炎ってどうしてできるの?
~口内炎をくり返す人は、抵抗力が弱い~
口内炎の原因には、ウイルス、細菌、疲労、栄養不足、精神的ストレス、
抵抗力(免疫力)の低下などがあります。また、遺伝性の可能性も言われています。
口内炎では、痛みのため食事が取りにくくなり、栄養バランスが乱れたり、不眠に
なったりと、口内炎自体がとてもストレスになります。

■口内炎になるまで
(1)体調が悪かったり、過労または食生活の偏りにより抵抗力(免疫力)が低下している時に、口の中をかんだりして、口に傷がつく。
(2)その傷口から口内炎を引き起こすウイルスや細菌が侵入し、暴れ出す。
(3)すると、ウイルスや細菌は、傷口をさらに傷つけ、丸く鮮やかにふくれ上がらせ(水疱)、ついには破れて、穴が開いて(潰瘍)、口内炎になる。

唾液は口の中を守り、傷口を修復します
~唾液の少ない人は口内炎になりやすい~
普通は口の中に傷がついても、口内炎になることなく、傷は治ります。
本来、口の中の傷は、身体の他の部分より治りやすいものです。
では、なぜ口の中は傷が治りやすいのでしょうか? それは、唾液がウイルスや細菌か
ら傷口を守り、さらに、傷口を早く治してくれるからです。
唾液には「抗菌作用」「粘膜保護作用」「粘膜修復作用」などの働きが あります。
口の中が傷ついた時、唾液の量が少ない人には、口の中の殺菌力が低いため、 傷口の
細菌が暴れ出し、口内炎になりやすいです。

唾液量が多い人では、傷口のウイルスの暴走を抑え込み、さらに粘膜を殺菌し、
保護・修復する力に優れているため、口内炎にならずに傷口は治ります。

口内炎を早く良くするポイントは、
タンパク合成を促進し修復力を増すことです
口などの粘膜、お肌のコラーゲンなどはタンパク質で出来ています。

■口内炎では、
(1)口腔の一部が炎症により傷つき、
粘膜に穴ができます。

(2)粘膜の穴の部分に、新しいタンパク質が
合成され、体の内側から新しい粘膜が
盛り上がります。
(3)粘膜の穴が修復され、ふさがれると口内炎
は良くなります。
口内炎を早く良くするポイントは、タンパ
ク合成を促進し、修復力を増すことです。

タンパク質合成に必要な栄養素
「亜鉛、ビタミンB2・B6」
タンパク質を合成するためには、亜鉛・ビタミンB2・ビタミンB6等が必要です。
これらの栄養素が不足すると、代謝が低下し、タンパク質の合成量も減少し、口内炎
になりやすくなります。
なお、現代人は下記の国民健康・栄養調査の結果のように、ビタミンB2・B6は
必要量を摂取出来ていますが、亜鉛などのミネラルが不足する傾向にあります。
(東京福祉保険局 平成15年国民健康・栄養調査)

亜鉛不足だと、口内炎になりやすいです。
日常的にくり返し口内炎ができる方の血中亜鉛濃度は低く、口内炎の方は亜鉛不足の
傾向にあります。この時、亜鉛補給を行うと、亜鉛濃度とタンパク合成能が上昇し、
口内炎が改善されることが報告されています。
(Dental Materials Joumal 2003、皮膚臨床1991)
つまり、亜鉛補給によりタンパク合成が促進され、粘膜の穴が修復・再生され、
口内炎が改善されやすくなります。

http://www.rakuten.ne.jp/gold/with/oyster/kounaien/kounaien.html?scid=af_pc_etc&sc2id=81371870

さて、この記事の内容が全てというわけではありませんが、リスクが少なくお手軽に試せることであれば、しっかりとやっておきたいところ。早速AmazonにてDHCの亜鉛(60粒入り)を二つ購入し、毎日一粒ずつ飲み続けることにしました。

まずは1ヶ月程続けてみて、発生頻度を記録しながら口内炎の様子を伺ってみたいと思います。

でも、たしか亜鉛って体の中への吸収を阻害してしまう成分が多かったと記憶しています。食物繊維と一緒にとると、体内に吸収されずに体外に排出されてしまうとかなんとか・・・。

この辺りはもうちょっとよく調べてみないとあきませんね。はぁ・・・口内炎が痛い・・・。

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