まず、そもそも口内炎とは何か?wikipediaの「口内炎」の項目によれば、
口内炎 (こうないえん、英: Oral ulcer) とは口の中や舌の粘膜に起きる炎症の総称である。症候の一つ。
とあります。口の中に起こる炎症をまとめて口内炎と呼ぶようですが、その中でも、アフタ性口内炎が一般的のようです。
アフタ性口内炎は、表面が白っぽく窪みがあり、周りが赤い円形または楕円形の潰瘍で、痛みを伴い、一度に1個~数個できます。もっとも一般的に発生する口内炎ではないでしょうか?
また、その他にも、口の中で歯ぐきなどが赤く腫れたり、水ぶくれができる水泡や皮膚がただれてしまうびらん、アフタ性口内炎のような潰瘍、炎症部分を白色や黄白色の膜が覆う偽膜などができたりするものも、口内炎といいます。
口内炎が出来る場所
口内炎は、口の中の粘膜であれば、頬の内側や唇の内側、歯ぐき、舌など、どこにでもできます。乳幼児から高齢者まで、幅広く発症し、原因は、口の中を誤って噛んでしまったり、体力の低下やビタミンなどの栄養不足、口腔内が不潔であるなどが考えられます。また、中には、ウィルスやカビやアレルギーなどが原因の口内炎もあります。
口内炎はほぼ全ての発生箇所で痛みを伴います。この痛みがやっかいで、飲食や会話など、日常生活に必要なことに不快を感じます。食事や飲み物を摂るときに、しみたり、場所によっては、会話などで口を動かす度に痛みを感じ、出血することもあります。
ほとんどの口内炎は、1週間から2週間ほどで治りますが、辛い症状なので、発症しないように予防することが大切です。
口内炎の予防について
口内炎を予防するためには、一般的には口の中を清潔に保ち、口の中を硬い歯ブラシなどで傷つけないように気をつけます。もし誤って口の中を噛んでしまったりすると、その箇所が口内炎になってしまうこともあります。
他にも虫歯等が原因で口の内側を噛んでしまうことが原因の一つにあげられますが、過労やストレスにより、噛み合わせがずれた場合でも噛んでしまう場合があるので、規則正しい生活をして、ストレスをためないように心がけることで口内炎の予防に繋がります。
栄養バランスのとれた食事も大切で、特に、ビタミンB群やビタミンCを多く摂るようにします。私の場合は、チョコラBBを愛用していますが、暫くすると飲み忘れてしまうのがなんとも・・・汗
口内炎の治療
口内炎の治療には、口腔用の軟膏を使ったり、最近では、レーザーで治療をする病院も増えています。口内炎では、よっぽどの症状がなければ、皆様も病院に行くことは少ないと思いますが、内蔵疾患等から発生する口内炎もあるようなので、あまりにも頻繁に発生する場合は、しっかりとお医者さんの診察を受けた方が良いでしょう。