口内炎の種類について

口の中にできると痛みを伴い、気になる口内炎ですが、種類があります。大きく分けて以下で説明する4つの種類があり、どれも症状としては似ていますが、形状などが異なり、原因や個人差によってその表れる種類が異なってきます。

アフタ性口内炎

まず一つ目は、アフタ性口内炎です。一般的に口内炎と言った時に、多くの方にできるのがこの種類です。数ミリ程度の大きさでクレーター状に症状が発生します。ストレスなどで口内の粘膜が荒れて、細菌が繁殖する事で起こります。

カタル性口内炎

次にカタル性口内炎です。こちらは患部に赤みがあります。炎症を起こした状態になっており、痛みを伴います。口内がダメージを受けた時に、そこから発生する事が多いです。歯ブラシでの磨きすぎや、歯槽膿漏などによっても起こります。

アフタ性口内炎は見るからに場所がはっきりと分かりますが、カタル性口内炎は、どこからが患部なのかの境界線が分かりにくいという特徴があり、中心部は狭くても、その周辺に広がっています。

ウイルス性口内炎

次にウイルス性口内炎というものがあります。これは各種ウイルスに感染する事によって起こります。

単純ヘルペスウイルス、水痘帯状ヘルペスウイルス、A群コクサッキーウイルスなど、医学的にはウイルスによって呼び方も変わりますが、総称してウイルス性口内炎と呼びます。紅斑やびらんが症状として発生します。

カンジタ性口内炎

最後に、カンジダ性口内炎というものがあります。白いぶつぶつが舌の表面に多くできますが、痛みはあまりないのが特徴です。免疫力が低下している方に発生しやすい種類です。

口内炎は口内の様々な場所に発生します。舌に発生する口内炎、歯茎に発生する口内炎も痛みが強いため、発生した場合は放置するのではなく、対策を施す必要があります。

舌に発生する口内炎の種類について
歯茎に発生する口内炎

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