口内炎を発症させる病気

口内炎は通常ならできても2週間程度で治る事が多いのですが、中々治らなかったり、一度治ったにもかかわらず、同じ場所に再度口内炎ができるという場合は、体内で別の病気が根本的な原因として起こっている可能性があります。

その様な場合は、一度病院で診察を受け、病気になっていないかをチェックする事をお勧めします。

口内炎の原因となる病気には様々なものがありますが、代表的なものでは、「生活習慣病」、「ベーチェット病」、「白血病」、「悪性リンパ腫」などがあります。

ベーチェット病

ベーチェット病は白血球が暴走し、目や皮膚の細胞を攻撃する事で起こる病気です。最悪の場合失明にも至る事があり、注意が必要な病気です。また、現代の医学でも難病として指定されている病気です。

白血病

白血病は白血球や赤血球など、血液細胞と呼ばれる細胞ががんになってしまうという、血液のがんとも言える病気です。

悪性リンパ腫

悪性リンパ腫もいわゆるがんの一種となっており、口内炎は重大な病気のシグナルともなっているため、頻繁にできる方は一度医師に相談した方が良いでしょう。

通常発生する口内炎と、病気が原因で発生している口内炎を見分けるためのチェックポイントとしては以下の様なものがあります。

  • 10日ほど経っても治らない場合
  • 同じ場所に何度もできないか
  • 大きさがいつもより大きくないか
  • 同じ場所に口内炎が複数できる
  • 口内炎だけでなく体全体がだるさなどを感じる
  • 症状がいつもよりもひどいと感じる

この様な場合は、必ずそのままにせず、医師に相談をするようにしましょう。また、通常は耳鼻咽頭科や歯科(口腔外科)が口内炎の治療にはお勧めですが、内科に行き、体の中をチェックしてもらうようにしましょう。

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