正しい口臭対策のまとめ

なかなか口内炎が発生せず、当ブログで書くネタが無いので今回は「口臭」についての対策まとめ記事等をお送りします。

口臭の予防を行えば、自然と口腔内も清潔に保たれるようになりますので、あながち口内炎とまったく関係が無いというわけでもありませんね。というわけで、「口内炎の予防」カテゴリにて、記事を書いてみたいと思います。

今回参考にさせて頂いた記事はこちらの記事です。

舌のこけを磨くのはNO! 歯科医に聞く正しい口臭対策とは?
http://news.mynavi.jp/r_career/level1/yoko/2011/07/no.html

2年以上前の少し古い記事ですが、現在でもその手法は殆ど変わっていないと思いますので、参考になれば。

唾液が減ると口臭がきつくなる

唾液が少なくなると、口の中に残っていた「食べカス」を洗い流す作用が弱くなります。また、口の中に存在する様々な細菌の浄化作用も弱くなるため、口臭が発生してしまいます。口内に細菌が繁殖している状態だと、例えば誤って口のどこかを噛んでしまった場合、高い確立で口内炎が発生してしまうでしょうね。

そして、口の中が乾いてしまう「ドライマウス」という症状の人は、唾液の量も少なくなり、口臭もきつくなってしまう傾向にあるとか。実際に、口臭外来に訪れる人の8割がこのドライマウスの症状となっているそうです。これはかなりの高い罹患率ですね。

唾液が減ることで、口臭や口内炎以外にも虫歯や歯周病の原因となり、これらはさらに口臭の直接の原因となってしまいます。唾液の分泌が減る=口臭の悪化と考えても良さそうです。

口臭の原因はストレスや緊張

唾液が減ってしまう要因としては、日々受けている「ストレス」や、極度の「緊張」が原因といわれています。唾液の分泌を司る「自律神経」が、ストレスや緊張によってバランスが狂ってしまい、唾液の分泌にも影響が出てしまうそうです。

日々、生活する中でストレスや緊張といったものは、避けては通れないものなので、ストレスを受けないようにしようと考えるよりは、ストレスを蓄積しないように、解消していくことを考えたほうがよさそうです。

ドライマウスの対処法

記事の中では以下の方法が推奨されていました。

  • 規則正しい生活を送る
  • ストレスや緊張の緩和
  • 睡眠は6時間以上を目安に
  • 水分を多く摂る(カフェインやポリフェノールは避ける)
  • タバコ・酒を控える
  • 抗うつ剤、鎮痛剤、降圧剤の服用を控える
  • しっかりとよく噛んで食事を摂る
  • ガムを噛む習慣をつける

規則正しい生活と睡眠をしっかりと取るライフワークを送ることができれば、自然とストレスや緊張を緩和することが出来そうです。しかしながら、これが一番難しいような気がしますね・・・。

水分を多く摂るということは、一見すれば簡単そうにみえるのですが、コーヒーや紅茶といった「カフェイン」を含む飲料はNGとのこと。利尿作用があるので、せっかく摂った水分が直ぐに排出されてしまい、唾液の分泌にとってはマイナス効果となるそうな。うーん、コーヒーばかりで水分を摂っている私としては、これはちょっときつい・・・。

タバコやお酒は強い意志があれば・・・といったところですが、ここもライフワークとしている人も多いでしょうから、なかなか難しいところです。しかし、タバコは口臭の直接の要因ともなりますので、健康のためにも禁煙したほうが良いでしょうね(私はどちらも嗜んでおりませんのでセーフ)。

しっかりとよく噛んで食べる、普段からガムを噛む習慣を付ける。まずはこの二つから実践していくと良いかもしれませんね。

舌の舌苔(ぜったい)を取ってはいけない?

舌苔(ぜったい)とは、舌をベローンと出したときに、白っぽく見える舌に付着する「コケ」のようなもので、食べ物の残りカスが分解されて付着したものです。通常は、唾液がこのコケを洗い流すそうなのですが、唾液の分泌が減ってくると、コケの浄化作用が減少し、それが口臭の原因となってしまうそうです。

しかし、だからといってこのコケを無理やり取るような行為はNGとされています。

舌は口の中で一番潤いを必要とする粘膜です。それを発泡剤入りの歯磨き粉で洗い流したりすると口腔(こうくう)(こうくう。口の中)粘膜や舌粘膜が炎症を起こして、正常に機能しなくなります。

口臭の予防に歯磨き剤や洗口液を使う場合は、合成界面活性剤(ラウリル硫酸ナトリウム)やアルコールが入っていないタイプを選んでください。口の中の自浄力を養うように意識をすれば、口臭は徐々に減っていきます」

紹介した記事の中では、人為的に舌苔を取ってしまうことで、舌の粘膜を傷つけてしまい、余計に唾液の分泌が減ってしまうそうな。私も舌のコケが気になるときは、ハブラシでゴシゴシやってましたね・・・。今後は気をつけるようにします。

口の中の浄化作用を養うように心がければ、自然と口臭を改善していくことができるそうです。先ほど紹介したように、水分をしっかりと摂って、時間をかけて噛むことを意識して食事を取り、普段からガムを食べて唾液の分泌を促す。口の中の浄化作用がアップすれば、口内炎の発生もかなり減ってくれるでしょうね。

「理想とするだ液のイメージは、赤ちゃんのヨダレです。ふんだんにだ液が出ているのが健康な状態なんです」とアドバイスをします。

赤ちゃんのヨダレはさらさらしていて、見ていてほほえましくなるような雰囲気を周りに与えますね。口の中に雑菌が溜まらない様に、体の防衛本能がそうさせるのでしょうが、よだれの分泌は年を取るごとにその量は減少していきます。

思うに、寝ている際の「よだれ」も年をとるにしたがって減ってきているように感じています。学生の頃は、授業中のいねむりでも盛大によだれが出ていたと思うのですが、最近は睡眠中のよだれもあまりで無くなったなと感じます。

皆さんも、普段から水分の摂取を心がけ、規則正しい生活と睡眠、そして時間をかけてしっかりと「噛む」食事を実践して、口臭(と口内炎も)を防ぐようにしてみましょう。

唾液の分泌を増やして口内の浄化作用を整えることで、それに関わる様々な口のトラブルを防ぐことが可能となるわけです。

タイトルとURLをコピーしました